「お腹が空いたらスニッカーズ」のCMで人気になった、チョコレートバーのお菓子のスニッカーズ。
チョコバーの中にはナッツやキャラメルがたっぷり入って、1本食べると満足感も満腹感も感じられますが、スニッカーズと調べると「危ない」と予測変換されたりします。
「スニッカーズは危ないの?」と不安に感じてる方もいるでしょう。
そこで、この記事ではなぜスニッカーズが危ないと言われるようになったのか?その理由を2つ詳しく解説します。
スニッカーズは危ない!と言われる理由
スニッカーズが危ないと言われるようになった理由は2つあります。
- 異物混入事件
- カロリーが高い
それぞれ詳しく説明しますね。
異物混入事件
「スニッカーズ 危ない」と言われるようになった大きな理由は2022年に起こったガラス片混入事件です。
この事件により、一部のスニッカーズ製品が自主回収され、販売が一時停止されました。
この事件をきっかけに、ネット上では「スニッカーズ 危ない」といった検索が増え、多くの人がその安全性を疑問視するようになりました。
ただし、これは一部の商品に限定された問題であり、全体としてのスニッカーズの品質や安全性に対する懸念が広まったわけではありません。
ですので、スニッカーズが特に「危ない」わけではないことを理解しておきましょう。
糖質が多く高カロリー
異物混入事件から「スニッカーズ 危ない」と言われ始めました。
そこから危ないという言葉が独り歩きし、なんとなく「あんなに甘いんだから添加物や体に悪いものが入ってそう」とか「他のお菓子や食べものに比べてカロリーが高すぎる!」などマイナスイメージが乗っかり、余計「危ない」と言われ始めたように感じます。
しかし、スニッカーズが甘いことやカロリーが高いことにはきちんと理由もあります。
決して危ない訳ではありません。
スニッカーズのガラス片混入事件とは?販売中止の背景
ここで、スニッカーズの異物混入事件の「ガラス片混入事件」について詳しく解説します。
2022年5月、スニッカーズの「ピーナッツシングル」という商品にガラス片が混入していたことが発覚しました。
これにより、同じ製造ラインで作られていたスニッカーズ製品が一斉に300万個、自主回収されることになりました。
購入者からの指摘でガラス片混入が判明し、歯が欠けた人が1名いたそうです。
大々的に発表されてニュースにもなったので、消費者から「スニッカーズは危ない」という声が広がりました。
そして、一時期スニッカーズは販売が中止される事態にまで発展しました。
その後、長らく販売中止になったためスーパーやコンビニでもスニッカーズを見なくなったため、さらに「危ないのでは…」という憶測が膨らみましたが、10ヶ月ほどした後にスニッカーズの販売は再開されました。
この事件が起きたのは、スニッカーズという製品自体が問題というわけではなく、製造過程における異常が原因です。
ただ、虫とかが混入しても気持ち悪いですが、ガラスは本当にケガどころで済まない可能性があるので、危険視されても仕方ないですよね。
スニッカーズはカロリーがやばい!他の食べ物と比較
スニッカーズが危ないと言われる理由のもう一つが、甘くて高カロリーなことです。
スニッカーズ1本あたりのカロリーはというと…スニッカーズピーナッツで248kcal!
これは同じサイズのお菓子に比べるとやや高めです。
また複数個入ってるチョコ菓子と比べて、1本だけなのに250カロリー近くあるのは、高カロリーに感じます。
脂質や炭水化物も多く含まれているため、エネルギー補給には最適ですが、食べ過ぎると肥満の原因にもなりかねません。
実際に他の食品と比べるとどうなのでしょうか?
1本248kcalはどれくらい?他の食べ物と比較
スニッカーズ1本248kcalは、例えば以下のような食べ物と同じくらいです
- うどん一杯(約250kcal)
- あんぱん1個(約240kcal)
- ホットドッグ1個(約260kcal)
- おにぎり2個(約270kcal)
- ガーナミルクチョコレート1枚(約278kcal)
- ポテトチップス1袋60g(約300kcal)
こうみると、スニッカーズ1本は主食に値するカロリーなんだなと分かります。
一方お菓子と比べるとそこまで高カロリーではないのかなと。
ただ、やはり大きさはそこまでないのに、1本に凝縮されてるので、「こんな小さいのにうどんと同じカロリーあるの!?」と驚きます。
食べすぎると脂質や糖分を過剰に摂取することになり、肥満や生活習慣病のリスクもあるので、食べ過ぎには注意。
しかし、これだけ1本に凝縮されて高カロリーというのには理由もあるんです。
スニッカーズが高カロリーな理由
スニッカーズは高カロリーですが、素早くエネルギーをチャージできて、腹持ちも良いという特徴があるんですね。
特にエネルギーを多く必要とする場面で食べるのが適しているお菓子といえます。
こんな場面にスニッカーズが最適です!
スポーツや運動後
激しい運動やスポーツをした後は、体がエネルギーを消耗しているため、素早くカロリーや糖分を補給するのにスニッカーズが役立ちます。ピーナッツやキャラメルが含まれているため、エネルギーを持続的に補充することができます。
登山やアウトドア活動中
登山や長時間のハイキングなど、持久力が必要な活動中に、手軽にカロリーを補給できるスニッカーズはとても便利です。軽量で携帯しやすく、手が汚れにくいのでアウトドア向けの食べ物として人気です。
忙しい日の間食として
仕事や勉強で忙しく、食事を取る時間がない時にも、スニッカーズは役立ちます。小さなサイズで満腹感を得られるため、短時間でエネルギー補給ができます。
エネルギー不足を感じたとき
午後に疲れが出てエネルギーが不足していると感じたときにも、スニッカーズのように糖分が豊富なお菓子は手軽に元気を取り戻すのに最適です。特に、甘いものが欲しくなる夕方の小腹満たしとしてぴったりです。
最近は、バータイプではなく小さなスニッカーズもありますよね。
バータイプは1本食べると250カロリー近くありますが、調節して食べるのが難しいので、小さいタイプのスニッカーズがおすすめです。
まとめ:スニッカーズは危険ではない!
スニッカーズが危険と言われた理由は、過去に起きたガラス片購入事件が大きく関わっています。自主回収され製造も中止になった経緯もあり、「危ないお菓子なんじゃ」と騒がれましたが、今は通常通りお店に置いています。
高カロリーで甘いことも「危ない」と言われる理由になっていますが、高カロリーなのには理由があります。
素早くエネルギーがチャージできて腹持ちが良いお菓子なのです。
食べ過ぎはよくないですが、食べる量をコントロールしつつ、適切な場面で楽しみましょう。